子ども どうぶつ劇場 〜日本の鳥・獣・魚たち〜
こども どうぶつげきじょう 〜にほんのとり・けもの・さかなたち〜



最近、カエルの姿を見かけることが少なくなったといいます。環境省がメダカを絶滅危惧種に指定したのは1999年でした。
日本の風景にごく自然に溶け込んでいたカエルやメダカ・・・
そんな身近な“生きものたち”がいつの間にか姿を消しつつあります。

日本は春・夏・秋・冬、四季がはっきりした国です。これは世界の国々と比較してみてもたいへん珍しいことといえます。
北は北海道から南は沖縄まで日本列島は南北に長く、島々も多く点在しています。複雑な地形、気候、風土に培われた豊かで多様な自然…。日本列島には数多くの固有種や珍しい生きものたちが昔から住んでいるのです。

この映像企画「子ども どうぶつ劇場」ではそんな生きものたちの生命あふれる姿を子どもたちに発進します。“生きものたち”の素顔を通し、豊かな自然の大切さを学んでもらう。言うなれば、21世紀を生きる子どもたちに贈る野生からのメッセージです。


ジャンル 作品名
自然・科学・動物 子ども どうぶつ劇場〜日本の鳥・獣・虫・魚たち
巻数・セット数 機種/時間 制作年 対象
全6巻 DVD/各巻約30分 4〜6巻 2010年
1〜3巻 2008年
幼児・小学校低学年
上映 企画・製作・発売元 製作協力
上映権付き 株式会社 群像舎
監督:岩崎 雅典
販売元:株式会社放送映画製作所 東京支店
定価(本体価格)
各巻 18,000円+税
■個人・団体貸出、館内・館外上映可
適要

※文部科学省選定(第1巻〜第4巻)




各巻内容詳細

第1巻

EARTH VISION 第17回地球環境映像祭 子どもアース・ビジョン大賞

第1話
 夜の狩人 フクロウ〜マイホームは大木の洞

「ホッ、ホッ、ゴロスケ、ホッ、ホッ」。夜の神社の杜に響き渡るフクロウの声。マイホームは大木の洞。
巣立ちをめざし、フクロウの子育てのはじまり、はじまり。
夜の狩人フクロウは名ハンター。人間の百倍もの視力をもつ眼。ハート型の顔は集機。
パラボラアンテナの役目を果たす。羽音のしない特殊な羽根。すぐれた能力を駆使し獲物を捕まえる。


第2話 あつまれ!カエル唄合戦〜モリアオガエル 白い泡がゆりかご

昔から“カエル合戦”といわれている、メスの奪い合いをするアズマヒキガエル。
卵はヒモ状。1週間ほどでオタマジャクシになる。一方、一風変わって木の上で産卵するのはモリアオガエル。メスの出す粘液をオスがかき回し白い泡をつくる。
日本には43種類のカエルがいる。カジカガエル、ニホンアマガエルをはじめ絶滅危惧種まで、さまざまなカエルたちを愉快な鳴き声とともに紹介する。


第2巻
第1話 トンボ・チョウ舞う里山探検〜生きものたちを探そう

様々な生きものたちと人間が共存してきた里山は世界にも誇れる自然の宝庫。
かつての里山を復活させようとする人々が開いた田んぼには、オタマジャクシ、ヒル、チョウが姿を現し、イネの生育と共に、トンボや昆虫たちの姿が多く見られるようになる。イネが実り、アカネトンボの仲間たちやコバネイナゴが姿をみせる。いったい何種類の動物が増えたのだろう。


第2話 大雪山 エゾシマリスの短い夏〜ほお袋いっぱい冬支度

北海道の中央、大雪山一帯を棲み家とするシマリスの短い一夏の話。
キバナシャクナゲの花の蜜を吸い、マツボックリをかじるシマリス。大好物のムカゴトラノオ(オオバコの仲間)を、ほお袋いっぱいに詰め込む姿が愛らしい。秋にはガンコウラン、コケモモ、クロマメノキの実をせっせと冬眠穴に運んでいく。雄大な自然の中の小さな働き者を追いかけた。


第3巻
第1話 グルメなニホンザル!?〜イモ洗いから生魚まで

宮崎県にある離れ小島の幸島。ここに棲むのニホンザルには「文化」がある。
「ムギ洗い」「イモ洗い」がいまでも子孫に受け継げられている。始めたのは子ザルだったというが、海水に浸してはイモを食べる姿はいかにもうまそうだ。他にも貝を採って食べるサル、生魚にかぶりつくサルなど、群れに広がった驚くべき習慣を通して彼らの賢さ、逞しさを紹介する。


第2話 オカガニ・ウミガメ 赤ちゃん誕生〜生命はぐくむ海辺

沖縄、八重山諸島。海と陸が交差する海岸線はすべての生きものたちの生命のふるさと。
夜の浜辺、満月・大潮の日に一斉に産卵を開始するオカガニの大群。体を大きく震わせる。深夜、砂の中からむっくり顔を出したのはアカウミガメの子どもたち。誰に教わった訳でなく、ひたすら海を目指す。サンゴ礁や河口など自然豊かな南の島の多彩な生物を追いかける。


第4巻
第1話 カッコウの托卵 〜子育ては他人まかせ〜(八ヶ岳高原)

カッコウの子育てはユニーク。
自分の巣をつくらず他の小鳥の巣に卵を産みつけ後は知らんぷり。孵ったヒナもヒナで他の卵を巣の外に押し出し独り占め。自分の子どもでもないのに、餌をあげる親も親。何とも不思議な子育て。でも、野鳥たちも負けてないよ。



第2話 キツネ親子は河原暮らし 〜お宿はどこに〜(山梨・笛吹川)

キツネは日本人になじみ深い生きもの。童話や物語にも登場する。
ふつう山里を棲みかにしているが、住宅難で河原に住みついたキツネの親子の物語。元気に育つ3頭のキツネ兄弟。だが、そのうちの1頭が交通事故に…。


第5巻
第1話 海の楽園 サンゴ礁 〜生きものたちの助け合い〜(沖縄)

沖縄の海に広がるサンゴ礁。
カラフルな魚からカモフラージュの名人タコやサツマカサゴ。お互い助け合いながら生きるヤドカリとイソギンチャクなどもいる。砂地ではチンアナゴ、オジサンなどが変わった餌取りを。サンゴ礁の海はドラマがいっぱいだよ。


第2話 アオリイカ 〜がんばれ赤ちゃん〜(日本沿海)

北海道の南から日本の沿海に住むアオリイカは「イカの王様」と呼ばれる。
“ホンダワラ”という海藻などにブドウの房のような卵をたくさん産みつける。そのアオリイカの赤ちゃん誕生までを顕微鏡撮影で追う。卵から飛び出した元気な赤ちゃん。その日から小さな魚を捕まえちゃうんだ!


第6巻
第1話 イノシシ  〜遊びとケンカで育つウリ坊たち〜(六甲山)

兵庫県芦屋市にある六甲山。
ここはイノシシ家族が安心して住めるところ。毎年4〜6頭産まれる子どもたちはその姿から“ウリ坊”と呼ばれる。子どもたちは「鼻ずもう」という遊びが大好き。だが、迷子になってしまうウリ坊もいる。果たしてウリ坊たちの運命は…。


第2話 ニホンジカ 〜隠れろ!バンビ〜(日光)

昔から栃木県日光山系に住むニホンジカ。
森は豊かでニホンザルやツキノワグマも住む。野鳥も多くコゲラ、アカゲラなど。だが、時々野犬も…。逃げ迷う仔ジカのバンビ! 秋から冬、群れは大移動。シカは意外にも大雪に弱い。様々な生き物たちを育むのは豊かな森なんだ。